夫婦で新しく始める生活。
昼間活動的なお二人が夜じっくり体を休めるのに、「ダブルベッドでは寝床が狭い。かと言って、約6畳の寝室にシングルベッド2台を使っても問題ないか?」とご心配ではないでしょうか。
シングル2台は6畳寝室に置ける。ただ他にも選択肢がある。
レイアウト1.シングル2台を離して配置
ナイトテーブル(幅70㎝)やドレッサー(幅50㎝)を置いても違和感のないレイアウトが組めます。
・部屋の大きさ:350×260㎝(比較的狭いとされる江戸間6畳は352×261㎝)。
・ベッドは、シングル(S)97×205㎝、セミシングル(SS)80×205㎝。
レイアウト2.シングル2台くっ付ける(=ワイドキングサイズ)
こちらも違和感のないレイアウト。ワイドキングベッド一台置いても同様です。
夫婦ともにゆったり寝られそうですね。
「シングル」2台を、くっつけても離しても、両方使えるおすすめ3選
1.連結引き出し収納ベッド
また、くっ付けても離しても使えるので、「就寝時刻がバラバラになる」というご夫婦におすすめ。
1つ注意点があります。
引き出しを引き出すためのスペースや体を入れるスペース(合計1m弱が目安)を確保できるかについては、確認が必要です。
2.日本製 ガス圧 跳ね上げ式ベッド
大物・長物・いびつな形の物も入れられるまるで倉庫のような使い勝手。
また、ガスシリンダーのサポートにより開閉ラクラクですから、使用頻度の高いものまで収納できます。
中でもセミダブルの収納力は抜群。これでもし、他の収納家具を1つ減らせば、寝床はゆったりかつお部屋はスッキリ、一石二鳥ですよ。
3.連結できる上乗せタイプ【宮付き】すのこフロアベッド
将来家族が増えることを見越して、子供に安全なフロアベッドも人気です。
最も背の低いベッドといえば、ベッドフレームが床にべったり付いた形のフロアベッド。
ただ、一般的なフロアベッドだとフレームの内側にマットレスを落とし込むため、マットレスの裏側が窮屈、周囲のすき間にホコリがたまりやすい、そして、マットレスを持ち上げにくく、衛生を保つのが大変です。
そこで、マットレス上乗せタイプ。 すのこの床板の下には空間があり、マットレスを少しずらしたり浮かせるだけで簡単に通気性を確保。
また、足を挟む危険が少ない点や、シーツの取り替えがラクなの点もメリットですよ。
もし、2台をくっ付けるなら「サイズダウン」も検討の価値があります
このように、6畳の寝室には、シングルベッド2台を置くことはできます。
ここで、もし、2台をくっ付けて配置するのであれば、セミシングル2台へとサイズダウンするという選択肢があります。
まずは、「くっ付けるか、離すか」について、ご説明しますね。
2台のベッドをくっ付けるか離すか
ベッド2台を一つの部屋に置くとき、2台をくっ付けて置くことも、離して置くこともできます。
どちらが正解というわけではありません。
夫婦の睡眠に対する考え方によって判断が違いますし、また同じ夫婦であっても生活パターンにも変化があってその時々によって判断が違ってきます。
一つの側面として、ベッドサイズの組合せと、配置効率についてみていきましょう。
A)2台を離して配置すると
ベッドの横側には、寝たり起きたりベッドメイクしたりするためのスペースが50(~60)㎝必要です。
2台くっ付けると、ベッドの左右にそれぞれスペースを作る必要があるのに対して、2台を離してベッドとベッドの間に1つスペースを作ればよくなります。
- くっ付けると、50+97+97+50=294㎝
- 離すと、97+50+97=244㎝
※)くっ付けて置く方がスペースを採るなんて、意外ですよね。
また、夫婦の間で起床・就寝時刻が違う場合、お互いの睡眠を干渉しづらくなる点も大きなメリットです。
B)2台をくっ付けて配置すると
部屋の作りによっては、2台のベッドをくっ付けないと収まらない場合があります(部屋が細長い、ドアやクローゼットの扉が多い…等)。
でも、上で触れたように、2台くっ付けて置くと離すよりも部屋のスペースを採ってしまいます。
ここで、1つだけご提案です。
どういうことかというと…
「シングルベッドでちょうどだ」と思っている2人が一緒に寝るには、体感的には、クイーン1台分で充分であることが多いようです。
1台に一人が寝て「シングル(97㎝)でちょうどだ」というとき、2台に二人寝る場合に当てはめると、寸法だけ見るとたしかに、キングサイズ(180~200㎝)以上が必要に思われがちです。
ところが、2台のセミシングルをくっつけたときには、独立した1台に一人で寝るときほどの窮屈さを感じづらくなります。
なぜなら、二人とも体の左右のうち片方には、転落する心配がないからです。
実際、クイーン1台(=セミシングル2台分)は二人用のベッドとして標準的なサイズと言われているのです。
C)2台でなく、大きな1台を選ぶと
2台をくっ付けるのであれば、はじめから1台のクイーン(またはワイドキング)を購入すればいいのではないか、という考え方もあります。
確かに、2台をくっ付けて配置する場合と比べて、1台なら見た目もスタイリッシュで値段も割安になることが多いですね。
問題があるとすれば、将来的にベッドを2台に分けたいときに分けられないことくらいでしょうか。 たとえば、子供に譲ったりといった柔軟性に欠けるかもしれません。
下のレイアウト(3・4)をぜひ参考にしてみてください。
レイアウト3.クイーン1台(=セミシングル2台くっ付ける)
ワイドキングだと広すぎる場合にはクイーンにサイズダウン。
部屋をもっと広く使えるため、例えば図の中の左下のようにチェストや本棚を置く余裕が生まれます。
レイアウト4.セミシングル2台を離して配置
セミシングルを2台離すと一人ずつの寝床が狭く感じるかもしれませんが、将来的に起こりうる一つのレイアウトパターンとして参考にしてください。
「セミシングル」2台を、くっつけても離しても、両方使えるおすすめ3選
1.連結引き出し収納ベッド
また、くっ付けても離しても使えるので、「就寝時刻がバラバラになる」というご夫婦におすすめ。
1つ注意点があります。
引き出しを引き出すためのスペースや体を入れるスペース(合計1m弱が目安)を確保できるかについては、確認が必要です。
2.日本製 ガス圧 跳ね上げ式ベッド
大物・長物・いびつな形の物も入れられるまるで倉庫のような使い勝手。
また、ガスシリンダーのサポートにより開閉ラクラクですから、使用頻度の高いものまで収納できます。
中でもセミダブルの収納力は抜群。これでもし、他の収納家具を1つ減らせば、寝床はゆったりかつお部屋はスッキリ、一石二鳥ですよ。
3.連結できる上乗せタイプ【宮付き】すのこフロアベッド
将来家族が増えることを見越して、子供に安全なフロアベッドも人気です。
最も背の低いベッドといえば、ベッドフレームが床にべったり付いた形のフロアベッド。
ただ、一般的なフロアベッドだとフレームの内側にマットレスを落とし込むため、マットレスの裏側が窮屈、周囲のすき間にホコリがたまりやすい、そして、マットレスを持ち上げにくく、衛生を保つのが大変です。
そこで、マットレス上乗せタイプ。 すのこの床板の下には空間があり、マットレスを少しずらしたり浮かせるだけで簡単に通気性を確保。
また、足を挟む危険が少ない点や、シーツの取り替えがラクなの点もメリットですよ。
まとめ
夫婦の寝室にシングルベッド2台をお考えの場合、6畳あればベッドをくっ付けても離しても違和感無く配置ができそうです。
そして、もしシングル2台をくっ付けるなら、サイズダウンして「クイーンベッド」、または、「同じセミシングルを2台」とするのも、1つの選択肢です。
- シングル2台(密着・分離が自由)
- ワイドキング1台(寸法がシングル2台分)
- クイーン1台(実質上シングル2台分)
- セミシングル2台(将来分離が自由)
この中でどれが、今とこれからの生活スタイルにフィットしそうでしょうか。
ご検討の参考になればうれしいです。
レイアウト関連の記事はこちら
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