ワイドダブルとは(サイズ・位置づけ・耳慣れない理由)

ベッドサイズで選ぶ

街の家具屋さんで「ワイドダブル」という耳慣れないベッドサイズ名を耳にしたけれど、調べてみても情報が少なくあまりよくわからない、もし一般的でないとしたら何か不都合はないのか、とご心配ではないでしょうか。

結論から言いますと確かに他のサイズと比べて供給数が少ないため「リネンが見つけにくい」など多少の問題はあるものの、大きな後悔するほどではなさそうです。

そのことよりも重要なのは、そのサイズがご自身の生活に合っているかどうかです。

ワイドダブルのサイズ、位置づけ、なぜ耳慣れないのか等についてご紹介していきますので是非参考にしてください。

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ワイドダブルのサイズ

ワイドダブルの寸法

マットレス幅が150~160㎝(※1)と、メーカーや商品によってばらつきがあります。

※1)中でも152~154㎝に多くが集中。

 

ワイドダブルの位置づけ

ダブルベッドとクイーンベッドの間を埋めるサイズです。

  • ダブルベッドは各社共通の約140㎝
  • クイーンベッドは160~180㎝(※2)と各社ばらつきあり

 

※2)セミシングル2枚分と設定しているところが多く、中でも、

  • セミシングル80㎝、クイーン160㎝
  • セミシングル90㎝、クイーン170㎝

に集中しています(がばらつきは1㎝単位で存在)。

 

クイーンベッドが160㎝のメーカーは「ワイドダブルが150㎝強」

クイーンベッドが170㎝のメーカーは「ワイドダブルが155㎝弱」

といった具合に、メーカー各社はダブルとクイーンの中間付近を埋めることで、消費者の幅広いニーズに応えています。

 

ばらつきの影響

寸法がばらついていることによって、リネン(※3)の供給数が少なく選ぶのに困ったり、値段が割高になったりしがちです。

※3)リネン… ボックスシーツやベッドパッドの事

ボックスシーツは、もしワイドダブルで気に入ったものが無い場合は、クイーン(160㎝用)のものが比較的品揃えがいいのでそれで代用してください。

ベッドパッドはワイドダブルは150㎝のものが見つかりやすいはずです。

 

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耳慣れない背景

耳慣れない、つまり需要や供給が浸透していない背景が分かるとワイドダブルを選ぶべきかどうかの参考になるかもしれません。

「何人向けのベッドなのか」という視点で見ていくと、あまり選ばれない理由が見えてきます。

 

ダブルベッドは何人向け?

ダブルベッドは、一人で寝るには広く、二人で寝るには少し狭いベッドです。

二人用にダブルベッドを選ぶ人は、二人で寝るには狭いと分かっていても今は我慢して選びます。

理由は2つ。1つは「今の部屋が狭いから」。もう1つは「子供が生まれたらもう一台買い足す予定だから」。

このことから、もしワイドダブルとダブルとを比較した場合、ダブルの方が選ばれやすいようです。

 

クイーンベッドは何人向け?

クイーンベッドは、二人で寝るのにちょうどよく、親子三人で寝るには少し狭いベッドです。

子供がこれから生まれてくる予定の夫婦にとっては、ちょうど都合のいいサイズです。

また、クイーンベッドの中には、ベッドフレームは1つでもマットレスがセミシングル2つで構成されていて好みの硬さを選べたり、ベッドフレーム自体がセミシングル2台(連結・分割可)で出来ていたり、と家族の状況変化に柔軟に対応できるものがあるのが強みです。

このことから、もしワイドダブルとクイーンとを比較した場合、クイーンの方が選ばれやすいようです。

 

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まとめ

あまり見かけないワイドダブル。

ワイドダブルの位置づけや、バラつきのある寸法とその影響、そして、他のベッドサイズと比較すると選ばれる機会が少ない理由についてみてきました。

「ダブルでは小さく、クイーンでは大きい」という人にとっては、ワイドダブルがピッタリくることがあります。

ベッドを置くお部屋の形や大きさ、寝る人の体の大きさはそれぞれ違うからです。

あなたの場合はいかがでしょうか。