ロフトベッドの選び方~部屋採寸の前と後4つずつのチェックポイント

04)ロフトベッド

ロフトベッドはどうやって選べばいいかお悩みではないですか?

 

実は「ロフトベッド」選びには手順があるということを意識するとスムーズです。

 

この記事を読むと、

  1. ロフトベッドの種類
  2. ロフトベッドのオプション機能
  3. 失敗しない選び方と手順

が分かります。

 

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はじめに ロフトベッドは…

ロフトベッドは、

  1. 多少「無理」をしつつ
  2. 空間を「立体的」に有効活用できる
  3. 「機能重視」の

ベッドです。

  1. 「無理」をしているゆえに工夫が必要
  2. 「立体的」ゆえに寸法確認が複雑
  3. 「機能重視」ゆえにバリエーション豊か

といった点が特徴的です。

 

そのため「決めて」「測って」「選ぶ」というステップがあります。

 

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最初(部屋を採寸する前)に決めるべき4つのポイント

まず、ロフトベッドの「特徴」「メリット」「デメリット」について軽くおさえておきます。

 

採寸前1)どういったヒトが寝るか確認する

1.転落リスクが少ないか

小学生までの小さい子供は寝ている間に意図せず動き回るので危険です。

本当にロフトベッドにされるか今一度ご検討ください。

 

2.高所恐怖症、閉所恐怖症、極度の暑がりではないか

寝床の位置が高ければ高いほど天井が近くベッドスペースが狭いですし、夏は暑く感じますが大丈夫でしょうか。

 

3.はしごや階段を負担に感じない人か

たった1m程度の高さとはいえ、昇り降りが日常になります。

たとえば、

  • ご年配の方
  • ケガをされている方
  • 膝に持病のある方

など脚力に不安はありませんか。

 

また、はしごは

  • 昇り降りの角度が「急」で怖い
  • 足場が細く裸足には痛い

という方もいらっしゃいます。

 

階段のモノを選ぶことで、負担が格段に和らぎます

階段かはしごか、部屋を採寸する前に視野に入れておきたいところです。

 

採寸前2)ベッド下の使い方(直近と将来の可能性)

ベッドの下はどう使いますか?

もし

  • ソファを置く
  • テレビボードを置く
  • デスクを置く

といったようにガッツリ居住スペースの場合は、床板の高さが150cm程度のものが探す目安。

 

もし、

  • 箪笥を置く
  • ハンガーを掛けるクローゼット

といったように大容量収納スペースの場合は、床板の高さが120cm程度のものが探す目安。

 

もし、

  • 収納はしたいが圧迫感は避けたい
  • 布団の上げ下げを楽にやりたい

といったように収納ベッドの延長の場合は、床板の高さが90cm程度のものが探す目安になります。

 

※高さ調整可能のモノもあります。

 

採寸前3)シングルかセミダブルか

ベッドスペースの窮屈さをすこしでも和らげるためにベッドのサイズアップを考えられる場合は、視野に入れてから部屋の寸法を測られることをおすすめします。

ロフトベッドはシングルが標準的ですがセミダブルのモノもあります。

 

採寸前4)マットレスを重視するならその条件

マットレスにも着目して制約にならないかを確認しておく必要があります。

マットレスなんてなんでもいいという方はいいのですが、

厚手のものを重視されていたり、場合によっては既にお持ちだったりしませんか。

その場合はマットレスの「厚さ」と「重さ」をご確認ください。

 

1.「厚さ」は、

「床板の高さ」+「マットレスの厚さ」+「ベッドスペースの高さ」が、「部屋の高さ」を越えないようにする必要があります

採寸の上、場合によっては希望の床板の高さよりも下げざるをえない事もあるかもしれません。

また、マットレスが厚すぎるともしかしたら「転落防止用の柵の高さ」を「マットレスの厚さ」が超えかねません。

その場合は、ロフトベッド自体を諦めざるを得ない可能性があります。

 

2.「重さ」は、体重と足して、ベッドの耐荷重に収まるか確認が必要です

 

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採寸(ベッドを置く部屋・場所)

設置場所の検討時・採寸時に注意すること

設置場所の検討時および採寸時には次の事にご着目ください

  1. 天井付近の「梁」の場所と大きさ
  2. ベッドを壁から少し離すかどうか
  3. はしごや階段のスペース
  4. 寝るヒトの座高
  5. エアコンの場所と吹き出す方向
  6. 照明の場所
  7. 扉・ドア・窓の場所

 

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ベッドを選ぶとき(採寸した後)にチェックすべき4つのポイント

採寸後1)安心・安全の構造か?

頑丈・安定

ベッドにおいては、頑丈さを示す指標として「耐荷重」というものが示されていますので必ず確認してください。

耐荷重の数値(〇kg)が、寝るヒトの体重+マットレスの重さを越えている必要があります

 

耐震性

チェックポイントは、

  • 柱が縦揺れ・横揺れ対策されているか
  • 柱の太さが十分か
  • 試験を合格しているか

です。

 

採寸後2)ベッドフレームの素材

素材は、木製のモノとスチール(パイプ)のモノがあります。

 

「ロフトベッド」機能性を最優先にしているため、インテリア的なおしゃれ感はどうしても出しづらいところがあります。 例えば、

シンプルモダン、アーバン、ラグジュアリ、インダストリアル、アジア、男前

は難しいかなと思います。

 

なんとかいけるのは、

  • 木製なら、北欧、カントリー
  • スチールなら、ヴィンテージ、姫系

でしょうか。

 

素材が変わるとガラッと部屋のテイスト、雰囲気や印象が変わります。

 

また、色合いも重要です。

木製なら、

  • ホワイトウッド
  • ナチュラルウッド
  • ダークウッド
  • ツートン(2色組み合わせ)

スチールなら、

  • ユーズド加工

など…色々見てみる価値があるかもしれません。

 

採寸後3)オプション機能

はしごか階段か

日々の昇り降りに対して脚力の不安や心理的な面倒くささをあまり感じない方にとっても、負担があるのは確かですので是非慎重に判断されることをおすすめします。

はしごと階段の比較表をご参考に選んでください。

 

はしご 階段
昇降の負担 ×強い 〇弱い
スペース効率 〇良い ×悪い
ベッドを補強 ×無力 〇役立つ

階段はスペース効率は悪いですが、階段のステップの下を本棚にしたり、おしゃれなかごを置くなど、見せる収納にするのも楽しいですよね。

 

宮棚付きか無しか・コンセントは?

目覚まし時計やスマホ、メガネ、読みかけの本など、枕の近くに置きたいものが意外と多くありませんか。

ロフトベッドですと床に置くと手が届きませんので、だからこそ、宮棚付きの方が断然便利ですよ。

とはいえ、

宮棚付きのロフトベッドは豊富ではありません、また、宮棚付きはその分ベッドが大きくなってしまい部屋に収まらないかもしれません。

代替策としては、ウォールシェルフがおすすめです。

 

ベッド下の備え付けインテリア機能

ロフトベッドは、床板の下のスペースを有効利用することが前提になったベッドですので、それを見越して「備え付け」として用意されたものもあります。

  • デスク付き
  • ハンガーバー付き
  • カーテン付き
  • 収納ラック付き
  • ハンモック

備え付けですと、寸法ピッタリだったり、インテリア的にもトーンがそろっていますので、おすすめです。

 

採寸後4)将来的な拡張性は?

高さ調整

将来、

  • 引越して部屋が変わる
  • 同居の人数が変わる
  • 生活スタイルが変わる

ことによって、ロフトベッドの使い方が変わる予定があるのであれば、高さ調整のできるロフトベッドもあります。

 

長さ調整

長さ(高さではなく)が調整できるベッドもあります。

150cm~210cmを10cm刻みに調整可能のモノです。

  • 小柄な方にも
  • 高身長の方にも
  • またお子さまの成長に合わせて
  • 部屋のスペースに合わせて

自由度が高いのもメリットです。

※一般的なベッドは190cm固定が標準

 

まとめ

ロフトベッド選びには手順があります。

ベッドのオプションなどを選ぶ前に部屋の採寸が必要ですし、部屋の採寸の前には基本的な条件(誰がどう使うか)を整理しておくことをおすすめします。

手順通りにスムーズで失敗しないロフトベッド選びにつながればうれしいです。

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