フレームが布で覆われたファブリックベッド。
メリット、そして、特にデメリットの情報をお探しではないでしょうか。
たしかに、買ってから後悔はしたくないですよね。
以下で紹介していきますので、購入する前にざっと確認してみてください。
ファブリックベッドとは
ファブリックベッドとは、ベッドフレームの全体または一部分が布素材で覆われたタイプ。
大きく2種類あります。
A.ヘッドボードがファブリックのベッド
ヘッドボードといえば、そのほとんどが、スチール製か木製ですよね。
ファブリックベッドの場合、
- 骨格はスチールか木
- クッションはウレタンや綿
- 表面がファブリック
といった構造が一般的です。
B.3つの顔を持つボトムベッド
意外かもしれませんが、ヘッドボードの無いベッドにも、ファブリックベッドがあります。
それは、「ボトムベッド」と呼ばれるものです。
ボトムベッドはこの画像のように、脚付きマットレスの上にマットレスを乗せた構造。
寝心地と通気性に優れています。
『①脚付きマットレスの変化形』とも言えますし、また『②ホテル仕様ベッド』とも言えます。
そして、結果的にベッドのほとんどを布(ファブリック)で占めます。 お部屋にも体に当たる印象も、柔らかくなりますので、まさに『③ファブリックベッド』でもあるのです。
ファブリックベッドの2つのデメリット
1.水分や汚れに弱い
布は水分や汚れに弱いです。
汗をかいたまま触れると当然染み込みますし、繊維や縫い目にゴミがたまり易い構造です。
そして、汚れても洗えないものがほとんどです。
不衛生のまま放置すると、ダニやカビの原因となりハウスダストアレルギーの危険も。
対策>
・ベッドの上で、飲み物を飲んだり、フルーツを食べたりは避けてください。
・普段からハンドクリーナーなどで掃除する癖をつけておくだけでも随分汚れに違いが出ます。
・カバーを取り外せるものがあればそれを選ぶと洗えて長持ちします。
2.直射日光で変色する事がある
窓際に置いてカーテンを開けっぱなしにするとファブリックの色が抜けて変色することがあります。
よほど長い年月が経ってのことではあるのですが。
対策>
・直射日光にあたらない位置におく
・レースのカーテンだけでも閉めておく
・ファブリックを張り替える。
ファブリックベッドの6つのメリット
1.比較的安い
骨格の木を布で覆うため木目の美しいものを使う必要がなく、ファブリックベッドは、木目を活かした木製ベッドよりは安くなることがあります。
また、覆っているのがレザーではなく布ですのでレザーベッドと比較しても安く作ることができます。
2.肌ざわりが柔らかい
2つの意味で肌ざわりが柔らかいと言えます。
- 布自体が柔らかい
- クッションにより角が丸みを帯びているので柔らかい
ベッドは寝るための空間です。 柔らかさによって心を落ち着かせて寝られそうですね。
3.他のファブリックインテリアと合わせやすい
ファブリックは、カラーバリエーションが豊富。
ベッド単体でも寝室のやさしい雰囲気が作りやすいです。
また、ベッドの上に置くクッションや、カーテン、ラグなど、他のファブリックインテリアとの色・柄とのコーディネートも楽しめます。
4.北欧風など他の明るめの木のインテリアと合わせやすい
ファブリックはソフトな印象があります。
北欧風やカントリーテイストなど明るめの木のインテリアとも合わせやすいですね。
5.ヘッドボードが背もたれになりくつろげる
先に触れたようにヘッドボードのクッション性は比較的高めになっています。
ソファほどではないにしても、ファブリックのヘッドボードを背もたれやひじ掛けとして、就寝前の読書などくつろぐことができます。
6.レザーベッドに比べて通気性がいい
布は空気を通しますので、レザーに比べると通気性がいいと言えます。
逆に当然ですが、何も覆っていない木製ベッドやスチール製ベッドに比べると通気性は悪いです。
まとめ
ファブリックベッドには、2タイプ、ヘッドボードの表面が布で覆われたモノと、ボトムベッドがあります。 布で覆われていることによるデメリットとメリットはほとんど共通しています。
見た目と肌ざわりのソフトさがメリットのベッドですね。