跳ね上げ式ベッドは故障する?壊れる原因と4つの簡単な予防方法とは

03)収納ベッド・ベッド下収納

『跳ね上げ式ベッドは故障しやすいのでは?』とご心配ではないでしょうか。

ガスシリンダーの開閉補助のおかげで人は軽く感じるとはいえ、たしかに、マットレスを載せた床板の実際の重量は相当重そうです。

 

実際、もしガスシリンダーが故障したら、大変困ります。

開閉が重くなるだけでなく、結果として、「使用頻度の低いもの」しか入れられなくなってしまうからです。

床板の開閉を軽くしてくれる附属の『ガス圧式シリンダー』は、まさに生命線とも言えますよね。

 

そこでこの記事では、跳ね上げ式ベッドの故障について、原因と対策、ガスシリンダーの交換方法、そして予防の簡単な方法をご紹介しています。

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1.仕組みと故障原因

1-1)ガスシリンダーの特性

車のハッチバックにも使われている

ガスシリンダーは、密閉された伸縮性シリンダー内に、窒素ガスを充てんしたもの。

ピストンでガスを圧縮したときの反発力を利用することで、小さな力で重い物を持ち上げる補助が可能になります。

小型で、電源もメンテナンスも不要な構造ですので、昇降式のオフィスチェアや、自動車のハッチバックなど、日常生活の様々な場面で活用されています

 

1-2)跳ね上げ式ベッドにおける2つの故障原因

①経年劣化によるガス圧低下

開閉によるアームやシリンダーの動き

シリンダーの故障の主な原因は、一般的には、経年劣化によってガス圧が低下することです。

跳ね上げ式ベッドに使われるものは、伸縮するべき方向にシリンダーがきちんと固定されるよう設計されていますから、特別に壊れやすいわけではありません

 

②ガスシリンダーへの過剰負荷によるガス圧低下

アームとシリンダーで支えている

ただ、もし、床板を持ち上げるアームが外れたり緩んでいたりすると、想定外の力がガスシリンダーにかかるので、注意が必要です。

上の画像を見ると、シリンダー2本(画像の左側一部が黒い方)と、アーム4本(画像の右側シルバーの方)、つまり細い6本だけで、重い床板を支える構造だと分かります。

もし、シリンダーが壊れるリスクがあるとすれば、アームの外れや緩みが原因となりえます

 

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2.対応・対策 もし壊れたら…

故障?

2-1)故障かなと思ったら…

ガス圧低下が原因ですから、故障に気づくのは、開閉が重く感じ始めたときでしょう。

ただ、ガスシリンダーの特性から言って、気温が低いと少し重くなる傾向があります。もし部屋が冷えていた場合には、暖房をつけてから再度確認してみてください。

そして、もしも壊れてしまった場合には、ガスシリンダーの交換をおすすめします。

 

2-2)自分でガスシリンダーを交換する方法

ガスシリンダーの交換は、どちらかというと自分で簡単にできる部類の工事です。

やり方は4ステップです。

ステップ1)ガスシリンダーをネット通販で購入する

ガスシリンダー」または「ガスダンパー」といったキーワードで検索して、正規品を多く扱っているサイトを見つけます。

そこで、同じ型番のものを探して、購入します(大体数千円)。

すると後日、シリンダーが伸びた状態で届きます。

ステップ2)床板を開いたまま静止するための準備を行う

古いガスシリンダーを外す直前から、新しいシリンダーに取り換えが完了するまでの間、床板が落ちてこないように開いて、つまり持ち上げて静止しておく必要があります。

そのため、まずは大人二人以上で行うのが基本です。

そして、補助として『つっかえ棒』も合わせて用意すると、床板を支えている人の腕が格段に楽になります。

※)伸縮式(長さ調整可能)の物干し竿があると便利ですね。

ステップ3)古いガスシリンダーを取り外す

ガスシリンダーは2本とも交換の場合も、1本ずつ取り替えます。

ガスシリンダーの両端の接続部分を外すのですが、順番は『上→下』です。

もし、可能であればボールジョイントのところをマイナスドライバーで、カチッと外すのが早いです。

でも、もし先端が狭い溝の中にある場合など、それが難しければ、ネジごと外してしまってください。

ステップ4)ガスシリンダーを取り付ける

今度は、ステップ3と真逆の手順『下→上』の順で、取り付けていきます(要領は同じです)。

最後に、つっかえ棒を外して出来上がりです。

 

2-3)反対に、自分で交換するのをおすすめしないケースとは

もし、「同じ型番が見つからない場合」や、たとえ見つかっても「普段工具を使わない(苦手)」「一人でやらなければならない」という人には、個人で取り換えることは、あまりおすすめできません。

別の型番だと、圧力、圧縮変化率(※)、ストローク幅など、きっちりあったものを選ぶのが難しいですし、取り付け時の強度についても自分で担保するというハードルがあります。

※例)圧縮変化率が高すぎると、開くのは軽くても、閉じ切る直前が重くなる等。

その場合は、まずは、メーカーか修理業者を探してお見積りをもらってみてください。

 

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3.予防方法(計4つ)

3-1)二次災害(問題の拡大)の予防方法

片方だけ故障

万が一故障するとすれば、壊れるのは2本のうち1本だけである可能性が高いです。

それを放置するともう1本にも負担が集中し、寿命を早めてしまいますので、故障に気づいたら早めに修理に出しましょう。

 

3-2)そもそも壊れないための3つの予防方法

①充分な開閉テストがされたベッドを選ぶ

開閉楽々シリンダーは耐久テスト済

良心的なメーカーでは、充分な開閉テストを行っています。

標準的なテスト回数は『開閉1万回』。

1日1回の開閉だと約30年、1日3回の開閉でも約10年に相当しますので安心ですよね。

テストに合格したベッドを選びましょう。

 

②できれば「横開き」を選ぶ

縦開きと横開き

『縦開き(画像の左側)』は『横開き(画像の右側)』と比べると、テコの原理が大きく働くため開閉は軽いです。

その代わり、支点となるアームやシリンダーにかかる負荷も大きくなります。

『横開き』はその逆。 比較的負荷が少なくて、シリンダーがより長持ちします。

もし、部屋のレイアウト上での不都合がなければ、「横開き」を選びましょう。

 

③アームなどの金具の取り付け・増し締めをしっかり

アームやシリンダーの組み立ては、説明書通りに慎重に行ってください。

また、定期的に、ネジの緩みがないかチェックし、もし緩んでいたら増し締めすることで、安定して長く使うことができます

組み立てサービスの利用価値も高い

また、跳ね上げ式ベッドの場合は、組み立てに自信がない場合に限らず、専門スタッフが行う「組み立てサービス」を申し込む価値が高いかもしれません。

 

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また、ガスシリンダーのサポートにより開閉ラクラクですから、使用頻度の高いものまで収納できます。

中でもセミダブルの収納力は抜群。これでもし、他の収納家具を1つ減らせば、寝床はゆったりかつお部屋はスッキリ、一石二鳥ですよ。

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まとめ

跳ね上げ式ベッドのガスシリンダーが故障する原因は、経年劣化によるガス圧低下と、アームの緩みによるシリンダーへの負荷が考えられます。

充分な回数の開閉テストを合格したベッドの中から、できれば「横開き」をお選びください。

そのうえで、ベッドと各部品を接続する各ネジが緩まないように、定期的に増し締めすることで、跳ね上げ式ベッドは、充分長い年数、愛用し続けることができるはずです。

 

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