「寝る環境にお金をかけるのは、昼間の自分のパフォーマンスを上げるための投資だ」
という方がいらっしゃいます。
そんな方はもしかしたら、平日は朝から晩まで外にいることが多く部屋には寝るだけのために帰ってくる、休日の午前中はベッドの上でくつろいでいるといった生活ではないでしょうか。
たとえ寝る環境を充実させるといっても、無駄に高いモノを買うつもりもないし、買ってから後悔するのも嫌ですよね。
そんな方にとっての
- レザーベッドのデメリット
- レザーベッドを選ぶポイント
を、紹介していきます。
レザーベッドのデメリット
結論
結論からいうとデメリットは敢えて挙げればいくつもあります。
ただあなたにとっては「取り立てて気にすべきデメリットは無い」ということをまずはお伝えしたいです。
敢えて挙げたらこんなデメリット
因みにデメリットを取り立てて挙げるとすると以下のようなものになります。
- 本革ならメンテナンス(クリーナー・コーティング剤)が必要
- 合皮なら本革よりも寿命が短い
- ペットがいたらひっかき傷が気になる
- 白いレザーは窓際に置くと黄ばみやすい
- ファブリックに比べると通気性がよくない
- ファブリックに比べると冷たく感じる
- レザーの分ベッドサイズが大きくなる
いかがでしょうか。気になるものはありましたか?
因みに回避方法はそれぞれ、
- 合皮を選べばメンテナンスは楽
- 合皮の寿命はファブリックより長い
- ペットの爪はベッドに関係なく管理が必要
- 白なら陽当たりに気を付ける
- サイドフレームとマットレスの接地面積は極小
- 寝ているときフレームに触れない
- 間取を採寸して問題ないものを選ぶ
たとえば、
- デザイン性が高く、部屋全体をおしゃれにしてくれる
- 寝る前や起きた後、クッション性のあるハイバックレザーを、まるでソファの背もたれやひじ掛けのように使ってくつろげる
- 自分の気に入ったものを使っているという満足感
といったメリットに比べると、デメリットは弱く感じてしまいます。
レザーベッドを選ぶポイント
まずは、気に入ったもの、一目ぼれしたもの、が一番です。
他に気にしておくべきは、素材と、ベッドフレームの形状、この2点です。
1.素材
結論からいうと素材は、APUレザー(Aクラスのポリウレタン)を選んでください。
理由は一言でいうとAPUレザーは品質が本革に肉薄していてかつ本革は高すぎるからです。
レザーベッドの皮革部分に用いられる素材は、ほぼ次の4種類です。
- 本革
- 合皮(PVC:ポリ塩化ビニル)
- 合皮(PU:ポリウレタン)
- 合皮(APU:AクラスのPU)
比較すると、高級感・耐久性・撥水性・値段、どれをとっても
本革 > APU > PU > PVC
の順番です。
本革をベッドに用いると面積が広い分、メンテナンス範囲も広くなります。
そのため本革であるメリットはむしろ少なく、本革と類似しているAPUを選ぶのが最も費用対効果が得られそうです。
2.ベッドフレームの形状
結論からいうとベッドフレームの形状は、
「脚のあるローベッド」か
「マットレス上乗せタイプのフロアベッド」
を選んでください。
理由は次の4つです。
1.レザーベッドは、「フロアベッド」「ローベッド」「引き出し付きベッド」にラインナップが偏っているのでそこから選ぶことになる。
2.フロアベッドのうちマットレス落し込みタイプは、マットレスの下の空間が狭く通気性の確保のために手間がかかる。
3.フロアベッドのうちマットレス落し込みタイプは、フレームが薄くて頼りなくクネクネしたり、マットレスとフレームの間に足を挟んだりしやすい。また悪循環する。
4.引き出し付きベッドは収納容量が少ない割に、引き出しの開閉時にレザーを劣化させやすく、またマットレス下の通気性にもいい影響を与えない。
冒頭で「レザーベッド」についてはデメリットを取り立てて気にする必要が無さそうなことを書きましたが、一方で、「フロアベッド」や「ローベッド」はデメリットを気にして選んだ方がいいですよ。
まとめ
よく使うもの、身体を預けるものには、きちんとお金をかけた方がいいと考える人にとって、レザーベッドはデメリットが小さく、判断や行動になんらかの影響を与えるものではなさそうです。
そしてレザーベッドを選ぶにおいては、まずはお気に入りのデザイン。
他は、素材とフレーム形状だけに着目してください。
・素材は「APU」
・フレーム形状は「脚のあるローベッド」か「マットレス上乗せタイプのフロアベッド(落し込みタイプではない)」
をおすすめします。