一人暮らしの和室におすすめのベッド3選とその理由

和室のベッド

一人暮らしの和室にベッドをお考えでしょうか。

まず和室にベッドを置いても何もおかしくありません。

和室のワンルームにベッドを置く前提でおすすめのベッドを3つご紹介します。

選ぶ人の優先順位によって選び方が変わってきますので参考にしてください。

 

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想定している要件

「和室にベッドである」ために必要なこと

和室にベッドという組み合わせですので、次の3点が気になります。

  1. カビ(湿気)を避けたい
  2. 畳をへこみを避けたい
  3. 和と洋の違和感を避けたい

 

畳を覆えば覆うほどに荷重分散され、代わりに通気が悪くなりますので、カビ(湿気)とへこみは両立しづらい関係にあります。

Q.ではベッド選びではどっちを優先するか?

A.カビ(湿気)予防を優先してベッドを選びます。

理由は次の2点。

  • へこみは事後対策の方法がある
  • へこみは手間のかからない予防策が他にある

 

つまり、一人暮らしの人にとってのベッド選びの優先順位は

  1. カビ(湿気)予防
  2. 和モダンにしたい
  3. 畳のへこみ予防

の順番ではないでしょうか。

これらを踏まえて、和室のベッドには一般的には

  1. ロフトベッド(ヘッドレス)
  2. 脚付きマットレス(2分割タイプ)

をおすすめしています。

 

「狭い部屋に一人暮らしである」ために必要なこと

「和室にベッド」に加えて「狭い部屋に一人暮らし」となると、次の3点が要件が加わります。

  1. モノが多くて収納が不足気味
  2. ベッドを置いてもデスク等が置ける
  3. 初期コストや余計なコストには敏感

これらは、恐らくカビ予防や和モダンよりも必要度の高いことではないでしょうか。

 

まとめると

収納・居住空間効率・コストがまず大事

和室なので次いでカビ予防、和モダン、へこみ予防も大事

という感覚で大きくずれていないかと思います。

 

これらを踏まえて、一般とは別のおすすめベッドとその理由を以下に紹介していきます。

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おすすめ第3位.マットレス床板一体型「跳ね上げ式ベッド」

おすすめ第3位は、マットレス床板一体型の「跳ね上げ式ベッド」です。

理由1.季節外れの掛け布団や毛布も!大容量収納

一人暮らしで最も収納に困るものの1つに布団が挙げられます。

ベッドですので普段使っている布団は収納する必要がありませんが、季節によっては敷布団や毛布を使わないことがあるはずです。 そんな季節ものの大物も、この大容量収納があればスマートにしまえます

 

理由2.5万円以下でも見つかる

いくら大容量でもフタが重ければ開閉が億劫になりますが、跳ね上げ式の多くはガスシリンダーが付いています。

車のハッチバックが軽く開けられるのと同じ構造で、ガスシリンダーの分、他のベッドタイプと比較すると価格帯は高めです。

それでも、マットレスと床板が一体となったタイプでしたら、ガスシリンダーを内蔵しながらポケットコイルのマットレスもついて、割安(5万円以下)で手に入るのでおすすめです。

 

このベッドを使うときの注意点

和室の場合、1つ注意点があります。

ベッド下と畳の通気性を保つために日常的にフタを開閉をしていただきたいのです。

工夫のアイデアはあります。

たとえば、毎日使う通勤バッグなどを入れると、平日は毎日換気ができて部屋もキレイ。一石二鳥です。

 

 

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おすすめ第2位.座面が伸縮する「ソファベッド」

ソファの座面がスライドしてベッドになります。

理由1.ベッドとデスクが共存できる

ベッドとデスクが共存でき、居住空間の効率がいい。

 

理由2.通気性がいい

床をベッドフレームで覆い隠すことなく、通気性が保たれやすい構造です。

加えて床板がすのこになっている点も評価できます。

 

理由3.和室にマッチしやすい

木目を活かしたデザイン。

木の柔らかい風合いと背の低さが和室にマッチしやすい。

 

理由4.4本脚に比べて畳にやさしい

スライドする構造のためベッドの脚が6本あり、4本脚のベッドに比べると1本あたりにかかる体重が分散しますので、畳のへこみにも強い。

 

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おすすめ第1位.木製の「ロフトベッド」

理由1.ベッドとデスクが共存できる

ベッドとデスクが共存でき、居住空間の効率がいい。

加えて、ソファベッドのように、たたんだり広げたりをしなくても済みます。

 

理由2.通気性がいい

床をベッドフレームで覆い隠すことなく、通気性が保たれやすい構造です。

加えて床板がすのこになっている点も評価できます。

 

理由3.和室にマッチしやすい

木目を活かしたデザイン。

トーンも4種類から選べますので部屋の内装や他の家具との合ったものを選べます。

 

理由4.脚が太くて畳にやさしい

重心がかなり上方に偏った構造のロフトベッド。

寝ている人も含めて安定して支えるために必然的にベッドの脚は太くなっています。

そのため畳との接地面積が広くて比較的へこみづらくなります。

 

まとめ

和室にベッドを置くなら一般的にはロフトベッドや脚付きマットレスがおすすめです。

一方、一人暮らしには一人暮らしなりの優先順位を加味して提案できるものが無いか探したところ、

  • マットレス床板一体型の「跳ね上げ式ベッド」
  • 座面が伸縮する「ソファベッド」
  • 木製の「ロフトベッド」

が見つかりました。

ぜひ和室に置くベッド選びの参考にしてみてください。