「ローベッド」「フロアベッド」「脚付きマットレス」の違いについて情報をお探しではないでしょうか。
これら3つのベッドタイプは、たしかに、よく比較対象になります。 それは、「低床タイプベッド」という共通点があるためメリットやデメリットが似ているためです。
一方で、違う点も多くあります。
どのベッドがご自身の今後の生活にマッチするか、判断材料の一つとしてぜひ参考にしてみてください。
結論、「ローベッド」「フロアベッド」「脚付きマットレス」は何が違うのか
寝床の低いベッドには、「ローベッド」「フロアベッド」「脚付きマットレス」という3つの異なるベッドタイプがあります。
- 「ローベッド」は、薄手のベッドフレームに短い脚の付いたもの(参照:画像の上部・茶色のベッド)
- 「フロアベッド」は、脚が無く、薄い箱型のベッドボディがベタッと床についたもの(参照:画像の中部・黒いベッド)
- 「脚付きマットレス」は、フレームが無く、短い脚がマットレスに直接付いたもの(参照:画像の下部・緑のベッド)
ローベッドの寝床が低い理由
ローベッドは、”脚付きのベッドフレームの上にマットレスを乗せる”、いわゆる「ベッドの基本形」を低くしたものです。
「ベッドの基本形」を保ったまま寝床を低くするために、
- 床板が薄い
- 脚が短い
- 敷布団を使えるようフレームが頑丈
の3つのうち、どれかまたは全部の特徴を持っています(※)。
フロアベッドの寝床が低い理由
フロアベッドは、低さを追求したベッドです。
まずは、「ベッドに脚がない」ことが最大の特徴です。
そして上の画像では更に、ベッドフレームの厚さも惜しんで、マットレスをベッドフレームで囲っています。
それがフロアベッドの基本形(※)であり、フロアベッドの特徴を表す主要因になっています。
脚付きマットレスの寝床が低い理由
脚付きマットレスは、床板が無いため「結果的に」寝床の低いベッドです。
まずは、「床板フレームがない(※)」ことが最大の特徴です。
そして、ベッドの脚は、マットレスの底にネジで止める構造です。そのため必然的に脚は安定重視で短めに設計されています。
床板が無くて短い脚。結果的に寝床が低いという特徴を持つベッド形状です。
このように、「ローベッド」を中心点として、3つの低床ベッドには違いがあります。まとめると…
「ローベッド」と「フロアベッド」の違い(まとめ)
まとめると…
1.ローベッドには脚があって、フロアベッドにはない。
2.ローベッドは、マットレスを床板の上に乗せるのに対して、フロアベッドは、マットレスをベッドフレームで囲む「落し込みタイプ」がメジャーである。
逆に共通点はこちら>>>参考「低床タイプのベッド」に共通する6つのメリットと3つのデメリット
「ローベッド」と「脚付きマットレス」の違い(まとめ)
まとめると…
1.ローベッドには、床板となるベッドフレームがあって、脚付きマットレスにはない。
2.ローベッドは、マットレスがベッドから独立しているのに対して、脚付きマットレスは、マットレスに脚がはえているものがメジャーである。
逆に共通点はこちら>>>参考「低床タイプのベッド」に共通する6つのメリットと3つのデメリット
「違い」から生じる各ベッドタイプのメリットとデメリットはこちら
ベッドタイプごとに、他の2つと比べたメリットデメリットについては、次の3つの記事で詳しく説明しています。
>参考ローベッド【比較対象別】17個のメリットと9個のデメリットとは
>参考フロアベッド【比較対象別】メリット10個とデメリット11個とは
>参考脚付きマットレスの利点と欠点とは【非低床型やローベッドと比較】
特にベッドタイプをまたいで比較検討されているときには、ぜひ参考にしてみてください
まとめ
「ローベッド」「フロアベッド」「脚付きマットレス」はどれも低床タイプのベッド。
一方で明確な違いもあり、異なる点を見てきました。
- 「ローベッド」は、薄手のベッドフレームに短い脚の付いたもの
- 「フロアベッド」は、脚が無く、薄い箱型のベッドボディがベタッと床についたもの
- 「脚付きマットレス」は、フレームが無く、短い脚がマットレスに直接付いたもの