収納に向くベッドタイプを探す!形状別メリットとデメリットとは?

03)収納ベッド・ベッド下収納

『収納』に焦点を当てたとき、購入すべき「ベッドタイプ(ベッド形状)」を決めあぐねてはいらっしゃいませんか。

確かに、ベッドを収納に使うにあたっては、メリットもデメリットもありますからね。

 

さて、最初に迷われているのは、もしかしたら、

『収納付きベッドにするか?、それとも、普通のベッドの下に収納するか?』

そして、そのすぐ先に待ち構えている疑問は、

『もし、収納付きベッドにするなら、どのタイプがいいだろう?』
『もし、普通のベッドにするなら、収納力は?方法は?衛生面は?』

ではないでしょうか。

 

そこでこの記事では、まずは、全ベッドタイプに共通するメリットとデメリットを。

そのあと、個別のベッドタイプごとに分けて、ご紹介していきます。

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全ベッドタイプに共通する、ベッド下を収納に使う場合

全体的なメリデメ

ベッドを収納に使うメリット

ベッド下のスペースを収納として、うまく活かせば活かすほど…

1.収納スペースに余裕があることにより、部屋が散らかりにくくなります。

2.購入予定の収納家具を減らせるので、節約になるだけでなく、居住空間を増やせます。

3.そして、部屋が狭くても、ベッドを諦めなくても良くなります。

 

ベッドを収納に使うデメリット

ベッド下収納は、位置が床に近い(低い)ため、

1.収納物の出し入れのときには、腰に負担がかかります。

2.特に、立ち位置から離れた位置(奥の方)は、困難となりがちです。

 

こうして利点と欠点両面を並べて見ると、まさに、ベッドを収納に使わない強い理由は見当たりません

 

あとは『どんなベッド形状がいいか』です。 形状ごとに詳しくメリットとデメリットを見ていきましょう。

 

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【普通のベッド】の下に収納する場合

いわゆる”普通のベッド”とは、昔ながらの、腰掛けやすいスタンダードな高さの、脚付きベッドのことです。

ベッドの下には平べったい空洞がありますので、そこに物を収納することができます。

メリット

普通のベッド

脚付きのベッドは、抜け感が感じられます。(ベッド下が収納物でギチギチ状態でない限りですけどね。)

また、部屋の模様替えにも有利。 収納ケースの前面の装飾(色・材質・質感など)次第で、部屋のトーンやテイストを変えることもできますよ

 

デメリット

中味の見える収納ケース

中味の見えるプラスチックケースをそのまま置くと、生活感がにじみ出ます。

メリット欄で触れたように、装飾をひと工夫してみましょう。

また、ベッド下の周囲がオープンなため、ホコリや湿気が入り込みやすく、逆に、外方向への気の流れが弱いため、ホコリや湿気が出ていきにくいのが欠点。

積極的に換気をしましょう。

 

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収納付きベッドその①【引き出し付きベッド】を選ぶ場合

”引き出し付きベッド”とは、ベッド下空間に、ピッタリ収まる「備え付けの引き出し」が附属したベッドです。

メリット

引き出し付きベッド

附属の引き出しは、当然、ベッドとトータルコーディネートされているので、インテリアデザインからみて収まりがよく、見た目は何も気にする必要がありません

また、他の収納付きベッド(後述)と比較すると、価格が低めに抑えられています。

 

デメリット

構造的に、ベッド下に引き出しを差し込んだだけ、かつ、引き出しの奥は四方を囲われていません。

もしかしたら、「引き出し無しのオープンなベッドサイドを、壁際に沿わせよう」と、お考えではありませんか?

その場合、衛生管理が少し大変になります。

というのも、引き出しがピストンの役割をして、ホコリが引き出し【奥】に入り込みやすく、それを放置すると、更に、引き出しの中にまでホコリが入ってきかねません。

結果的に、引き出しの奥は、あまり収納物を置かず、また、ベッド下をこまめに全面的に掃除することをおすすめします。

 

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収納付きベッドその②【チェストベッド】を選ぶ場合

”チェストベッド”とは、引き出し付きベッドに似て非なるベッドです。

収納に関する相違点は2つ。一つは、引き出し部が密閉性の高い『ボックス構造』、もう一つは、引き出し奥のスペースが四方を囲われた『上蓋収納』です。

メリット

チェストベッド構造

まさに、たんすの上に寝ているような形。 引き出し構造に無駄がなく、たくさん収納できます。

また、ホコリや湿気が入り込みにくいので衛生的です。

結果として、引き出しの奥のスペースも収納に活かせます

布団や巻いたラグ、ゴルフバッグなど、大物・長物・いびつな形のものも、収納できるので便利です。

 

デメリット

寝床位置が高め

まず、引き出し付きベッドに比べると、比較的価格が高めに設定されています。

また、寝床の高さが高くなりがち、ベッド下の空間が見えないことも手伝って、圧迫感を感じやすくなります。

もし、寝床の高さを、寝たり起きたりしやすいようにするためには、厚いマットレスを諦めなければならないことも難点です。

 

収納付きベッドその③【跳ね上げベッド】を選ぶ場合

”跳ね上げベッド”とは、床板が上蓋の役割をした、直方体の木桶のようなベッドです。

大きくて重い床板を、マットレスを載せたまま軽々と持ち上げるために、ガスシリンダーが2本付いています。

メリット

縦開きと横開き

大容量のワンスペース。大物・長物・いびつな形の物が様々入れられます。

ホコリや湿気が入り込みにくいので、布団やリネンを入れても安心です。

開閉がラクなため、普段使うものを収納するのにも向いています

引き出しが無いので、ベッドサイドに収納物や引き出しを出し入れするためのスペースが必要ありません

 

デメリット

上に触れました、チェストベッドの場合のデメリットと同じですので、もし読み飛ばされた方は、少し戻ってご参照ください。

もし、ガスシリンダーの故障が気になる人はこちら>>>参考跳ね上げ式ベッドのシリンダーは故障する?簡単な対策や予防方法とは

 

ロフトベッド(収納ベッドではない)を選ぶ場合

”ロフトベッド”とは、床板の下に大きなフリースペースを作るために、床板の位置を高くしたベッドです。

ソファやデスクを置いて居住空間として使えるほか、ベッドを置いて二段ベッドにしたり、また、完全に収納スペースとして、使うこともできます。

メリット

ベッド「下」に収納

収納物がたくさん置けるだけでなく、置くものを選びません。

特に重宝するのは、ハンガーラック。

高さが必要なものを置くことができることは、他のベッド形状には無いメリットです。

 

デメリット

ポリプロピレンチェスト

特に下段は、高さ×幅×奥行が充分な「マルっとひと空間」。

効率的に奥まで、空間を活かすためには、別途ラックを用意する必要があり、経済的な負担が気になるところです。

 

まとめ

ベッドの下を収納するメリットは、デメリットよりも大きいです。

収納したいもの、衛生面、見た目、価格から考えて、メリットの大きいベッドタイプをお選びください。

また、収納方法などについては、文中の関連記事も、よろしければぜひ参考にしてみてください。

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