「フロアベッド」は、4つの特徴的な形状タイプに、分けられることをご存知でしょうか。
どれも共通して、脚が無く、箱型ベッドボディがベタッと床についた”極端に低い形状”なのですが、更に4種類に分類できる、という意味です。
この記事では、4タイプの特徴をそれぞれ、床板の部分画像とともに、ご紹介していきます。
①落とし込みタイプ
マットレスをフレームの内側に落とし込むスタイルの、この「落とし込みタイプ」は、フロアベッドの中では最も多く出回っている形状です。
部材が少なくて済む構造であるため、最も格安ベッドを見つけやすいのは、このタイプです。
一方で、次のようなデメリットがあります。
- ジャストサイズのマットレスが必須となる
- マットレスとベッドフレームのすき間に脚を挟む危険がある。
- シーツを取り換えたり、マットレスを干す負担が大きい
- 特に通気性が低い。
②上乗せタイプ
上でも触れましたが、「落とし込みタイプ」は、「シーツの取替やマットレスのローテーション」がしづらいという大きな欠点があります。
そこで、「脚が無く、箱型のベッドボディがベタッと床についた構造」はキープしつつ、箱型ボディを床板でフタをするように改造したものが、この「上乗せタイプ」です。
③落とし込みステージタイプ
ステージタイプは、ベッドの縁(フチ)に、細長いテーブルが付いた形状(フロアベッドに限らず、例えば、ローベッドにもステージタイプはあります)。
見た目がスタイリッシュなだけでなく、フロアベッドの場合、フレームが立体的になるため、たわみにくいという利点があります。
なお、ステージタイプの欠点は、複数台の連結に向かないことが挙げられます。
④上乗せステージタイプ
②の上乗せタイプの特徴はそのままに、③でご紹介した「ステージ状」になったタイプです。
上質なフロアベッドに採用されており、見た目は素敵ですが、一方で連結に向きません。