すのこベッド3つのメリットと5つのデメリットとは?|布団派だと…

01)すのこベッド

すのこベッドを検討していて、デメリットについても知っておきたい、と情報をお探しではないでしょうか。

たしかに、デメリットをあらかじめ分かっていることで、先に対策が打てたり、または、他の物を探すこともできますよね。

 

すのこのメリットと言えば、通気性。 寝汗や結露による湿気を溜めにくいので、特に日本では、すのこの床板が重宝されています。

そんなメリットの反面、すのこベッドにも、デメリットがあります。

 

この記事では、すのこベッドのメリットとデメリット、そして、使う上での注意点について書いています。ぜひ参考にしてください。

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すのこベッド3つのメリット

すのこベッドのメリットは次の3点です。

  1. ベッドのカビ防止
  2. 寝床が年中さらっと快適
  3. 天然木の香り豊かで癒される

1.ベッドのカビ防止

カビの原因

すき間の無い一般的なフラットな床板と比べると、すのこ床板は通気性が抜群です。

ベッドにカビが付くとすれば、その主な原因の1つが湿気の滞留です。

寝床から降りてくる『寝汗起因』の湿気も、そして、床から昇ってくる『結露起因』の湿気も、すのこだと、同じ場所にため込まないため、ベッドにカビが付きにくくなります。

 

2.寝床が年中さらっと快適

さらっと快適すのこの通気性

上で触れたようにすのこの床板は通気性に優れるので、載せた寝具も乾きやすくなります。

マットレスや布団が毎日清潔で心地よい眠りにつけます。

 

3.天然木の香り豊かで癒される

森林浴

天然木は、フィトンチッドの成分のはたらきによって、森林浴のような落ち着いた香りを楽しめます。

中でも、ひのきや杉が人気があります。

>>>参考檜(ひのき)すのこベッドの7つの特徴と国産ひのきベッド厳選5つ

 

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すのこベッド5つのデメリット

すのこベッドのデメリットは次の5点です。

1.敷布団との組み合わせだと冬寒いことも
2.敷布団が薄いと、寝心地がゴツゴツすることも
3.結合部分が多い分、きしむ可能性が高い
4.格安ベッドの中には、すのこの品質が心配なものも
5.通気性はスチールメッシュには劣る。また、「すのこ」と書いていても、接地面が極端に広いものも。

1.敷布団との組み合わせだと冬寒いことも

冬の寒さ

すき間の無い一般的なフラットな床板と比べると、通気性の良さの反面、冬には床からの冷気が寝床に入り込みやすくなります。

薄手の敷布団を使っている場合には、特に寒く感じることがあるかもしれません。

そんなときは、布団を厚手のものに取り換えるか、敷布団の上にウールの毛布を敷くことが、手軽で効果的かと思います。

 

2.敷布団が薄いと、寝心地がゴツゴツすることも

比較的すきま幅の広い感じ

すき間の無い一般的なフラットな床板と比べると、凹凸がある分、寝返りを打った時などにゴツゴツ感を感じやすくなります。

薄手の敷布団を使っている場合には、特に気になることがあるかもしれません。

そんなときにも、布団を厚手のものに取り換えるか、敷布団の上にウールの毛布を敷くことが、手軽で効果的かと思います。

※)ウールの毛布は吸湿速乾の効果があるため、実は夏に快適に過ごすためのアイテムでもあります。

 

3.結合部分が多い分、きしむ可能性が高い

すのこ増し締め

すき間の無い一般的なフラットな床板と比べると、結合部分が多い分、長年使っているときしみ音が鳴りやすくなります。

そんなときには、すのこ部分に限らず、ネジの増し締めを行ったり、金属部分に油を差します。

ベッドと床との接地面で浮いている部分があれば、フエルトなどで補います。

もし、敷布団で寝ている場合、抵抗がなければ、マットレスに替えるのも有効です。 体圧が分散されきしみが起こりにくくなります。

 

また、ベッド購入前であれば、脚の数の多いベッドや、耐荷重500㎏を超えるようなガッシリ構造のベッドを選ぶことで、きしみが起こりにくくなりますので、一つの目安にしてください。

 

4.格安ベッドの中には、すのこの品質が心配なものも

特に格安ベッドの中には、すのこがコストカットの手段として用いられている場合があり、力が一点に集中したときにすのこが割れたり、たわんだりすることがあるのでご注意が必要です。

見極める方法としては、低価格のすのこベッドや、商品スペック欄に「敷布団が使える」との記載のないもの、そして、「敷布団が使えない」と明記してあるものは、取扱注意のサインになります。

※)表記例
『この商品はスプリングマットレスの使用を前提に設計されています。 床板の上に直接乗ったり、薄手のマットレスや布団で使用すると、床板が破損する恐れがあります。』

LVLすのことは

もし、安価な中で選ぶなら、LVLすのこがベターです。

※)LVLすのことは…薄い木板を何層にも重ね、圧着したもの。乾燥による収縮・反り・割れなどが起こりにくく強度が高い。耐震性・耐久性に優れており、住宅建築材としてよく使われます。

 

5.通気性はスチールメッシュには劣る。また、「すのこ」と書いていても、接地面が極端に広いものもある。

すのこのすき間が狭い

すのこの床板はすき間からの風通しが魅力ですが、当然、布団との接地部分は通気しません

そのため、すき間率の高いスチールメッシュ(※)に比べると通気性は劣ります。

※)ただし、スチールメッシュは敷布団には不向きです。

一方、「すのこデザイン」というキャッチコピーがあったとしても、上の画像のように接地面積が広いものもあります。

これは普通のすのこに比べると、当然、通気性は劣ります(※)ので、お知りおきください。

※)その代わり、ベッドフレームの強度は高いという良さがあります。

 

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すのこベッドの5つの注意点

すのこベッドを選ぶときの注意点

1.すのこベッドを選ぶ人は、通気性を重要視されてはいないでしょうか。 予算が許せば、抗菌・防湿性に優れた天然木(桐・檜)のすのこを採用したベッドをぜひお選びください。

2.または、上で触れたようにLVLという工法のすのこを選ぶ方が安心して長く使えます。

 

すのこベッドを使うときの注意点

3.まず、ベッドを長持ちさせるためには、耐荷重制限を守り、また、マットレスの使用を前提に設計された商品であれば、マットレスをお使いください。

4.そして、すのこの上には立たないようにぜひ習慣づけしてください。

5.また、すのこでもカビが生えない保証はありません。マットレスであれば四隅を浮かせて裏側を換気する、布団ならベッド上で三つ折りにたたむことがとても有効です。

 

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まとめ

すのこベッドは、通気性抜群で天然木の香りを楽しめる快眠素材ですが、反面デメリットもあります。

たとえば、敷布団を使うと、冬寒く、寝心地がゴツゴツし、きしむ可能性があります。

そして、商品によっては、すのこが割れやすかったり、通気用のすき間が極端に少なかったり、ということも。

一方、すのこベッドは、日本人の生活環境や、敷布団で寝たい人の好みに合った素敵なベッドですから、デメリットを和らげたり、注意点を守ることで、うまく取り入れられます。

ぜひ併せて参考にしてみてください。

すのこベッド【まとめ】必要なページだけ選べるので情報収集が簡単!
 今知りたい情報を、必要箇所だけ、お読みいただける『すのこベッド関連記事集』です

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