「広々とした寝床でゆったり眠るために、狭い部屋でもなんとかセミダブルを置く方法はないだろうか…」
と、お悩みではなないでしょうか。
たしかに、ただでさえ大きなベッドが2割増しになると、足の踏み場もなくなることも。
そこで、セミダブルを選択しても影響の少ないベッドと言えば、ロフトベッドですよね。
縦の空間を立体的に活かすことによって、1つの床面積を、2つの目的(上「就寝」・下「居住や収納」)で共有できます。
ところで、ロフトベッドはシングルが一般的。
セミダブルには何か問題点があるのでは?とご心配かもしれませんね。
この記事では、
- セミダブルのロフトベッドのメリット・デメリット
- 使う上での注意点
- おすすめのセミダブル厳選2点
をご紹介します。
1.セミダブルのロフトベッドのメリットとデメリット
セミダブルのメリット
ロフトベッドにおけるセミダブルの主なメリットは、『①寝返りがしやすい』・『②布団を落としにくい』の2点です。
①寝返りがしやすい
シングルだと、寝返りを打つときには、腰を浮かせてその場でクルッと、90度回転します。
ロフトベッドの場合は特に、「体が落ちては危険だ」と無意識に感じているため、寝返りのたびに眠りが浅くなりやすいのです。
セミダブルは、腰を浮かせることなく、左右両側に寝返りが打てる広さがありますので、熟睡度が全く違ってきます。
②布団を落としにくい
そして、寝床が広いと、当たり前ですが、掛け布団を落としにくくなります。
このことは、実際に布団を落としてしまう可能性以上に、眠りに影響があります。
というのも、「もし掛ち布団が落ちたら降りて取りに行くのは億劫だ」とも、無意識に感じているものです。
つまり、「落ちにくい」という安心感が、眠りの深さに影響を与えるわけです。
セミダブルのデメリット
ロフトベッドにおけるセミダブルの主なデメリットは、『①部屋がもっと暗くなる』・『②種類が少ない』の2点です。
①部屋がもっと暗くなる
上の画像のように、セミダブルはシングル以上に、シーリングライト(照明)の光が机まで届きにくくなります。
一般的に、明るい箇所と暗い箇所を、目が行き来することによって、目が疲れやすくなります。
当然、手元にはデスクライトを置くとしても、部屋全体についても、ある程度明るくないと目に支障がでるので注意が必要です。
▼1つの解決策
画像のように、ベッドと反対側の壁に鏡を取り付けることで、光が分散し、改善させることができます。 是非お試しください。
②種類が少ない
ロフトベッドのサイズは、ほとんどがシングル(約97㎝)一択です。
とはいえ、中には、セミダブル(約120㎝)であれば、サイズ展開されているものもいくつかあります(↓第3章でご紹介しています)。
2.セミダブルのロフトベッドを選ぶときの注意点
①セミダブルでも耐荷重の確認は必要です
ロフトベッドに限らず、ベッドの多くは商品スペック欄に、耐荷重(何㎏まで大丈夫か)が表記されています。
「セミダブルだから確認しなくても大丈夫」ということはありません。
その際、体重だけでなく、マットレスの重さも考慮に入れてください。
②2人で寝ていい?
セミダブルを活かして、もし2人で寝たい場合には、2人分の体重+マットレスで、耐荷重をクリアしたものを選んでおいてください。
ただ、「セミダブルで大人二人」は狭すぎるので寝心地が悪い上に、転落リスクが高まりますのでおすすめしません。
また、「大人一人と子供一人」の場合には、スペース的には余裕があるかもしれませんが、子供は一般的に寝ている間にあちこち移動しますので、危険です。
寝入りの短時間だけ、お子様の添い寝をする程度にとどめておきましょう。
3-1.子供から大人まで長く使う人には『手すり付き階段タイプの木製頑丈なもの』がおすすめ
おすすめ①【Stevia ステビア】
温かみのある天然木パイン材の、階段付きセミダブルロフトベッド【Stevia ステビア】。
一番の特徴は、階段タイプ。
はしごに比べて足場が安定しているのに加えて、手すり付きなので昇り降りの負担が少なくて済みます。
また、自然と構造が強化されており、揺れにくいのもメリットです。
階段の下はディスプレイラックにするなど、おしゃれ収納としても有効活用できますよ。
床板は頑丈なLVLすのこを採用しており、通気性も抜群で、耐荷重は100㎏。
カラーは選べる4色展開(ナチュラル、ホワイトウォッシュ、ライトブラウン、ダークブラウン)。
3-2.体の大きい学生には『耐荷重の大きい極太パイプ製』がおすすめ
おすすめ②【ORCHID オーキッド】
大柄な人にも安心な、耐荷重120㎏の頑丈セミダブルロフトベッド【ORCHID オーキッド】
揺れやきしみ、横揺れを軽減するために、直径50.8㎜の極太パイプの一本柱を使用。
一般的なロフトベッド(直径約38㎜)とは比べ物にならないくらい頑丈な造り。
加えて、きしみ軽減マットと、補強ワイヤー梁が、揺れきしみ防止に効果的です。
また、高さが2段階(ハイタイプとロータイプ)に調整できます。
『天井との距離が気になる』とか『高すぎて落ち着いて寝られない』という場合には、高さを下げることもできます。
カラーは選べる4色展開(ブラック・ブラウン・ホワイト・シルバー)。
まとめ
ロフトベッドはベッドが高い位置にあるため、シングルをセミダブルに替えても、部屋の窮屈さに対して大きなインパクトを与えません。
例外的に、ベッド下へ届く光量の弱さは、セミダブルにすることで助長されます。
ただ、壁に鏡を掛けるか、床板の裏に簡易照明を取り付けることで、改善できますので、参考にしてみてください。
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