『ベッド周りの湿気を逃がして、カビやダニを防ぎたい』と思ったときに、重宝するのが、すのこベッドではないでしょうか。
衛生的な寝床は、良質な睡眠をとる上で一番の基本です。
そして次に重要なのが、寝返りを打ちやすい広さと、体に合ったマットレス。
一人で寝るなら、左右両側にスムーズに寝返りの打てるセミダブルがおすすめです。
実際、セミダブルのすのこベッドは、たくさんあります。
この記事では、すのこベッドを選ぶポイントを通して、8つのおすすめセミダブルベッドを、厳選してご紹介します。
すのこベッドには、様々なベッドタイプがある
湿気の多い日本の住環境では、すのこベッドの人気が高く、ほとんどすべてのベッドタイプにおいて、すのこベッドが製造されています。
ところで、「ベッドタイプ」って何?
それは『〇〇ベッド』と呼ばれるものです。
分かりやすさのために、すのこ仕様が存在するベッドタイプを、具体的に羅列すると…
… たくさんありますよね。
このように、すのこベッドは、あまり制約なく、いろんな種類の中から選べることが見て取れます。
A.すのこの床板「が活かされる」3つのベッドタイプとは
そんな中、すのこを採用することで大きな効果が得られるベッドと、そうでないベッドがあるのも事実です。
すのこが効果的なベッドとは、すのこの床板の下に、空間が広がっているベッドです。
そのトップ3は、①ローベッド、②脚付きマットレス、③折りたたみベッドです。
①ローベッド×すのこ×セミダブル のおすすめ
【reister レイスター】
横長の直線が印象的な、無駄のないシンプルで美しいフォルムは、やっぱりシングルよりも、幅広のセミダブルの方が映えます。
逆円錐型の細身のウッドレッグが、ベッド下の抜け感を作り出し、部屋を広く見せます。
また、マットレスの下は、天然木すのこ仕様。開放的なベッド下へと寝汗の湿気が発散しやすく、一年中快適です。
②脚付きマットレス×すのこ×セミダブル のおすすめ
【ホテルダブルクッション脚付きマットレスボトムベッド】
ベッドフレームの内部に、コイルスプリングが内蔵されており、マットレスを二段に重ねたような『高級ホテルスタイル』。
上段のマットレスが受ける荷重を、下段のコイルスプリングが吸収するため、体圧分散性、耐振動性に優れています。
その結果、マットレスの耐久性が上がり、また、ベッド内部が大きな空洞であるのに加え、下段の裏はすのこ仕様のため通気性も良好です。
ホテルでいう『シングルの部屋』に導入されているベッドは、セミダブルサイズが主流。
セミダブルを選んで、自宅でもホテルライクで上質な眠りを生活に取り入れてください。
③折りたたみベッド×すのこ×セミダブル のおすすめ
【天然木桐すのこ折りたたみベッド】
折りたたみベッドは、折りたたむ&開くときや、移動させるときの、取り回しの軽さが重要なポイントです。
ところが、セミダブルベッドの重さは、シングルの約2割増し。重くなっては困ります。
そこで、重さの差が付きにくい素材、天然木の「桐」を選ぶことで解決! あまり重さが気にならずに済みます。
B.すのこの床板「でないと不安な」ベッドタイプとは
すのこ床板の下に、広々とした空間が無くても、床板がすのこであることが好まれるベッドがあります。
それは、落とし込みタイプのフロアベッド。
このベッドは、『フレームの間にマットレスを落とし込むタイプ』ですから、マットレス側面の下半分が、フレームで覆われます。
そのため、マットレス内部に入り込んだ湿気の放出が、不十分になりがちです。
そこで、少しでも湿気要因を減らすために、すのこを選ぶことをおすすめします。
主な目的は、床の結露予防。すのこは、マットレスを床から浮かせるのに役立ちます。
フロアベッド×すのこ×セミダブル のおすすめ
【Breeze ブリーズ】
ヘッドボードもサイドフレームも、シンプルデザインなため、部屋の開放感がマックス。
(シングルでなく)セミダブルを選んでも、圧迫感がありません。
通気性にすぐれたすのこには、抜群の強度を誇るLVLすのこを採用。
大柄の人やセミダブルに添い寝する人には『すのこが頑丈なベッド』がおすすめ
すのこの頑丈さには差があることにご注意ください
すのこの強さはどの程度かご存知ですか。 実際には、製品によって大きな差があります。
LVLについては、上で『Breeze ブリーズ』をご紹介しましたので、以下では、耐荷重の極めて高いベッドを3種類ご紹介します。
耐荷重600kg級 おすすめ3形状
1.耐荷重の600㎏の高さ調整可能ローベッド【sforza スフォルツァ】
天然パイン材のすのこは、厚さが、通常の約2倍(20㎜)で、すのこを支える角材がガッチリ45㎜、と物理的に頑丈な構造。
体格の大きい人が寝ても、たわみ・きしみが起こりにくく、その結果、防御本能が出づらい。
更に、セミダブルにすることで、ゆったりとリラックスして熟睡できそうですね。
また、高さは3段階に調整可能。ベッド下を収納スペースにも活かせます。
2.耐荷重の600㎏のチェストベッド【heracles ヘラクレス】
チェストベッドは、まるで、たんすの上にマットレスを敷いて寝るようなベッドです。
引き出しエリアは『ボックス構造』。丈夫な板を工場で組み上げてから出荷されます。
長物収納エリアは、敷布団でも対応できる頑丈構造のすのこを採用しています。
どちらのエリアも、密閉性が高いため、無駄が少なく大容量収納。そして、ホコリが入り込みにくく、収納ケースは最低限でOK。
セミダブルでは、長物収納エリアの容量が、シングルの場合の約1.5倍に。
布団なども収納の対象にできますよ。
3.耐荷重の600㎏の跳ね上げ式ベッド【berg ベルグ】
跳ね上がる丈夫な床板の上に、頑丈なすのこが設置された構造です。
JIS規格に準じた、床面中央部への30分間の垂直荷重試験では、約1200㎏の試験に合格。
たわみ、きしみが無く、まるで床に布団を敷いて寝ているような安心感。 このベッドなら、セミダブルに二人で寝ても大丈夫です。
大容量スペースへの収納は、長物、大物、いびつな形の物、自由度が高くて便利です。
夫婦・家族で寝るセミダブルすのこベッドなら
二つ以上を連結できるベッド
たとえば、セミダブル2つを連結すると、ベッドの幅は240㎝。
目安として、家族3人でゆったり寝られる広さです。
4人だと少し窮屈に感じるかもしれません。
【flacco フラッコ】
親子で一緒に寝るのにピッタリ。セミダブル2つを連結できるフロアベッドです。
マットレス上乗せタイプですので、マットレスとフレームのすき間ができません。
子供がすき間に足を挟む心配がなく、また、寝床の位置が低いので、寝相が悪くても安心ですよね。
また、マットレスがフレームに覆われていないため、子供がシーツを乱したり、汚したりしても、ベッドメイクが簡単にできます。
まとめ
すのこの床板が推奨されるベッドタイプを中心に、すのこベッドを選ぶ着目点とともに、セミダブルのベッドを厳選して8つご紹介しました。
ぜひ参考にしてみてください。
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