「次に購入するベッドは、ゆったり寝られるセミダブルがいいな」と思ったときに、心配に思うことと言えば?
それは、『部屋の空間の圧迫感』と『予算オーバー』ではないでしょうか。
そんなときには、フロアベッド。
フロアベッドは、脚が無く、箱型のベッドボディがベタッと床についた単純構造。
そのため、他のベッドタイプに比べて、最も背が低く、かつ、最も安い価格帯です。
圧迫感は最小限に抑えられ、また、単価が安い分、サイズアップや二台持ちなどに、予算を回しやすくなります。
この記事では、フロアベッドを選ぶポイントを通して、9つのおすすめセミダブルベッドを、厳選してご紹介します。
フロアベッドの中でも最も安いのが『マットレス落とし込みタイプ』
フロアベッドは、他の形状に比べて、ベッドフレームを構成する部材の量が、物理的に少ないのが特徴。
そのため、フロアベッドは全般的に、価格が安い傾向にあります。
中でも、構造が簡素な『(マットレス)落とし込みタイプ』が最も安く、「激安ベッド」として売り出されているものは、ほとんどこのタイプになります。
おすすめ1.【Breeze ブリーズ】
ヘッドボードもサイドフレームも、シンプルデザインなため、部屋の開放感がマックス。
セミダブルを選んでも、圧迫感がありません。
また、このベッドは安くても、優秀な仕様が2つあります。
1.サイドフレームのたわみ防止のために、ワイヤーで固定する仕様。
2.抜群の強度を誇るLVLすのこを採用。簡単には割れたりしません。
落とし込みタイプのフロアベッドは『マットレス付き』がおすすめ
落とし込みタイプのフロアベッドの場合は、マットレスの幅と丈の寸法が、フレームの内寸にピッタリである必要があります。
幅寸または丈寸(どちらかでも)オーバーサイズだと、そもそもベッドとして機能しません。
かといって、寸法が短すぎると、見た目が悪いだけでなく、すき間に足を挟む・ホコリが溜まる、といった点が心配です。
そうはいっても、マットレスは、できるだけ自分の体や好みに合ったものを選びたいですよね。
そこで、附属のマットレスの種類が多いベッドをおすすめします。
おすすめ2.【entre アントレ】
このベッドは、マットレスの種類が、8種類。
うち5種類は、それぞれ2色から選べるので、合わせると13種類から自由に選べるのが魅力です。
▼附属のマットレスは、次の8種類(色展開含めると13種類)
部屋をとことん広く見せたいときには『白』がおすすめ
家具全般的に言えることですが、部屋の圧迫感を抑えたい場合には、『淡い色』がインテリアの基本です。
でも、『淡い色は膨張色なのでは?』と、疑問に思いませんか。
確かにそうなのですが、多くの部屋では、壁紙の色も淡い色のはず。
家具はできるだけ、圧迫感の強いダークカラーは避け、「淡い色」を選択することで、部屋全体が遠方に広がって見えます。
最も圧迫感の少ないホワイトカラーのベッドをおすすめします。
おすすめ3.【ideal アイディール】
洗練された「白」による清潔感と開放感が、幅広のセミダブルに映えます。
表面は、汚れに強く傷つきにくい仕上げを施しているため、意匠性にも優れており、低価格でありながら、チープさを感じません。
また、スリムなヘッドボードには、コンセントが付いており、スマホの充電にも便利です。
低くて広いフォルムのフロアベッドセミダブルには『形状・素材・質感の上質なもの』が釣り合う
背の低いフロアベッドと幅の広いセミダブルの組み合わせは、上質でおしゃれなベッドを選んでも、しっくりきやすい傾向があります。
まずは、おしゃれな形状の一例。
フロアベッドには、サイドテーブルにもなるステージデザインの形状タイプがあります。
中でも、デザイン性の高い『素材や質感』のベッドを3つご紹介します。
おすすめ4.【makati マカティ】
まず画像を見ただけで、上でおすすめした3つのベッドと比べて、まったく雰囲気が違うことを、感じ取っていただけると思います。
質感の高さは、ウォールナット柄の木目と、強化樹脂仕上げをベースに、間接照明のディテールからも感じられます。
部屋にあるだけで、くつろぎの時間が演出してくれそうですね。
おすすめ5.【lena レーナ】
このベッドの最大の特徴は、天然アバカを編み込んだヘッドボード。
アバカは、東南アジアを減産とするバナナの木の一種。インドネシアやバリなどのリゾートでも多く用いられています。
まさに、自宅が南国リゾート。優しく癒されます。
おすすめ6.【j-zee ジェイ・ジー】
このベッドは、少し武骨な印象を受けるかもしれません。
シャープなヘッドボードと、ゼブラウッド柄の木目が、大胆に主張しており、男性的な雰囲気を作り出しています。
スチール系の家具が基調の部屋に、合わせやすいのではないでしょうか。
落とし込みタイプのフロアベッドは『高さのあるすのこ床板』がおすすめ
落とし込みタイプのフロアベッドの最大の弱点は、マットレス側面の通気性が劣ること。
半分ほど、サイドフレームに覆われていますからね。
心配な場合は、床付近で発生しやすい『結露』だけでも防ぎましょう。
高さのあるすのこ床板が附属したベッドをおすすめします。
おすすめ7.【shelly シェリー】
画像のように、マットレスを置くとすのこは全く目に触れません。
でも、この艶やかなベッドも、実はすのこベッドなのです。
桐のすのこの裏には、プラスチックの脚が付いており、すのこは浮いています。
密閉空間を極力減らして、空気の流れが起こりやすくしています。
実用性重視なら、落とし込みタイプの欠点を解決してくれる『上乗せタイプ』がおすすめ
マットレス上乗せタイプは、文字通り、マットレスを床板に乗せる形状。
落とし込みタイプのように、マットレスの側面がフレームに覆われていないため、マットレス内部の湿気を逃がしやすいという利点があります。
また、シーツの取替時にも、マットレスを持ち上げる必要がなくスムーズです。
おすすめ8.【flacco フラッコ】
落とし込みタイプと違って、マットレスを床板に乗せるタイプですので、マットレスとフレームのすき間ができません。
子供がすき間に足を挟む心配がなく、また、寝床の位置が低いので、寝相が悪くても安心ですよね。
また、子供は、シーツを乱したり、汚したりする頻度は高いもの。
マットレスの側面がオープンなため、ベッドメイクが簡単で助かりますよ。
セミダブル2つを連結できるので、親子3~4人で一緒に寝るのにピッタリ。
上乗せタイプフロアベッドを、長く使いたいときには、『ワンランク上』がおすすめ
上乗せタイプのフロアベッドは、ベッドフレームと床板が、マットレスと体重を支えるため、落とし込みタイプに比べると、構造がしっかりしています。
そのため、一定の寿命の長さが見込めます。
長く使う前提に立ったときには、質感がワンランク上のものをおすすめします。
おすすめ9.【equation エクアシオン】
木目が美しく映えるウレタン塗装仕上げ。艶感が際立つだけでなく、傷や汚れにも強く、長くお使いいただけます。
また、通気性抜群のすのこ仕様ですので、マットレスに湿気がこもりにくく、カビが発生しづらいのも、安心ですね。
このベッドも夫婦用のセミダブル二つを、連結すれば、家族3~4人で一緒に寝ることもできます。
まとめ
セミダブルのフロアベッドなら、部屋の空間の圧迫感も予算も抑えられます。
追求するなら、色は白がより開放的ですし、構造は落とし込みタイプが安上がりです。
もし、上質な就寝空間を演出したい場合には、ステージタイプ。結構見違えますよ。
また、子供が使う場合や、ベッドを長く愛用したい場合には、上乗せタイプがおすすめです。
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